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自分だけのオリジナル台本の印刷

2019/03/08

 自分だけのオリジナル台本の印刷

台本とは

台本と聞くと、舞台やドラマまたは映画の撮影現場などで関係者が使う台詞などが書いてある冊子という認識で、身近に感じない方が多いのではないでしょうか。 台本とは、台詞の他に監督や出演者、カメラ割り、演出といったものが時系列順に1冊にまとめられたものです。イラストや写真はなく、文字と線だけで分かりやすく記載されおり、一般的には1ページが約1分となるように組み立てられています。起源は江戸中期に上演された歌舞伎のものだと言われています。音声や映像で記録することができなかった時代に、その作品を後世に残すための方法として発明されました。記録する術がなかった時代から様々なメディアが存在する現代まで、ほとんど形を変えることなく使用されているのです。また語源は、その作品の土台となる本というところからきていると言われています。 そんな台本ですが、お芝居などに関係する仕事の人しか使うことがないと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、実はそんなことはありません。今では誰でも印刷や作成できるのです。自分で考えた脚本や学校行事などで行う演劇の台本をプロの業者に頼むことによって、完成度の高いオリジナルのものを作ることができ、一生の思い出にすることが可能となっています。原稿をメールで送り、インターネットだけで手軽に1冊から注文できる業者もあります。

台本印刷の前に、書き方のポイント

台本を書いてみたいけど書き方がいまいち分からない、まず何から始めればいいのか分からないという方のために、書き方のポイントを紹介します。 まずは書き始める前に手書きかパソコンで作成するかを決めます。実際には圧倒的にパソコンで作成する人の方が多いです。なぜなら、書き直したいときや順番を変えたいとき、間に新しいシーンを加えたいときなどに簡単に修正ができるからです。また、印刷する際に業者に送るときも手間がかかりません。しかし手書きの方が書きやすいという人や、手書き原稿にしかない暖かみを重視したい人もいます。業者によっては手書き原稿に対応している場合もあるので、手書きで書きたい方は書き始める前に確認してみましょう。 ワープロソフトを使う場合は、文字の大きさは10.5ptから12pt、フォントは明朝体などの読みやすいものにしましょう。書式は縦書きで縦横20字の400字詰めがちょうどよいです。1枚で1分となるように書いていくので、ページ数によって自分が今書いているシーンがどのあたりなのかがよく分かります。シナリオを書くための専用のソフトなどもあるので、本格的に書いていきたい方にはそちらもオススメです。 いざシナリオを書こうと思っても、初心者にはなかなか難しいものです。そこでオススメの練習方法が、日常生活の1コマを1分のシナリオ形式でまとめる方法です。シナリオの書き方には細かなルールがありますが、この練習法でそれを確認していきましょう。そうすれば本番で自分の書きたいものをスムーズに書くことができるようになるでしょう。印刷までを目標に是非オリジナルの台本作成にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

自分だけのオリジナル台本印刷

台本印刷を注文するときは、製本の仕方や紙の種類などを一つ一つ選択してオーダーを進めていくので、組み合わせ次第で様々なバリエーションができ自分だけのオリジナルが完成します。そこで、どのような種類のものがあるのか紹介します。 まずは、製本の種類です。製本によってパッと見たときの印象が大きく変わります。くるみ製本は、本の背部分を強力な接着剤で接着し厚手の表紙で本の中身部分を包むように綴じる方法です。無線綴じ製本とも呼ばれている本格的な製本方法で、ページ数の多い場合にも対応でき、背表紙があります。逆にページ数が少なく薄い場合には向いていません。中綴じ製本は、見開いた状態で重ねた紙の真ん中部分を綴じる方法です。ページ数が少ない場合に向いており、開いたときに閉じにくいというメリットがあります。リング製本は、ノートなどでよく見かける、原稿に穴を開けてリングで留める方法です。閉じにくく半分に折りたためるので使いやすいという特徴があります。こちらもページが多すぎるとめくりにくくなるので、ページが少ない場合に向いています。 次に、紙の種類です。紙の種類は豊富にあるので悩みどころですが、そんなときには製本後の使い方を考えてみましょう。製本後に書き込みたい場合には表面が塗料などでコーティングされていないものを選びます。保存用に作成する場合はコート剤が塗布された紙を選ぶと高級感を出すことができます。厚みや表面の加工も様々なのでお気に入りの紙を探すのも楽しみの一つです。 製本や紙の種類の他にも、校正を依頼できたり手書き原稿での入稿に対応できたり表紙のデザインを選べたりと、様々な要望に応えられる業者もあります。選択肢がたくさんあると注文の際も楽しめますし、出来上がったときの喜びも一層大きくなります。

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