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ドラマなどの台本作りに関するお役立ち情報

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ドラマの台本はどういうものなのか



いきなりドラマの台本を作りたいと思っても、ほとんどの人は台本を見た経験がなく、どうやって書けばいいのかと頭を抱えてしまうのではないでしょうか。台本は小説と似ていると思われがちですが、実は異なるポイントがあります。脚本家が書いたものを、監督、俳優、制作スタッフがドラマに作りあげていきます。作られた作品は、視聴者へ届けられるのです。ドラマや映画を見る側の人たちは、台本に触れる機会がないため、どんなものか想像もつかない場合が多いのです。台本は、小説と違ってドラマに出演する人たち用に書かれた指示書のようなものだとイメージすれば分かりやすいでしょう。

台本は英語でシナリオと訳されます。シナリオの語源は、イタリア語のシエナと呼ばれるもので、これは場面という意味があります。シナリオという言葉はルネサンス時代からあり、当時の喜劇で使用されていたメモのようなものが由来となっています。

台本と混同しがちなのが脚本です。よくテレビなどで役者さんが口にする言葉なのでどちらも耳にしたことがあると思いますが、この2つには違いがあります。脚本とは、舞台の装置や背景、その場面の状況などが細かく書かれたものです。それに対し台本は、登場人物のセリフがメインとなっていて、必要であれば背景などが書かれています。舞台装置や細かい背景などは必要なく、どのようなセリフがあり、どのように演じればいいのか、役者さんのために書かれています。脚本は監督やスタッフ全員のためにあるものと覚えておきましょう。しかし、どちらも同じドラマのために作られたものであり、メディアでも混同して使用されることもあります。



ドラマの台本の基本的な書き方



台本は柱、ト書き、セリフの三要素でできており、それぞれ順番に解説していきます。柱というのは、行の初めにシーンの番号をふり、場所や日時を決めるものです。1つの柱とその次の柱がワンシーンとなり、別のシーンに変わる部分は1行空けます。このシーンの番号は必須ですが、制作途中に変更する時もあるため、数字ではなく〇印が打たれることもあります。

次にト書きとは、作品に登場する人物の動作や状況を表すためのものです。ト書きは、ストーリー中の言動に対し、別の行動をする時に使用されることが多いです。ただ、ト書きは読みやすさに影響を与えるため、細かく書くか書かないかはプロデューサーや監督と相談しつつ決定するケースもあります。

ト書きに関しては、ドラマや映画を一緒に作る環境や人に合わせて臨機応変に対応した方が良いでしょう。ト書きは、上3マスを空けキャラクターの言動を書きます。ト書きは、今俳優が演じる内容やその周りの環境を表すものなので、過去形ではなく現在形で書きます。

そして台本づくりに欠かせない3要素目のセリフは、行の最初に役名を記し、かぎ括弧の中にセリフを書きます。長いセリフのため行が変わる場合、上1マス分を空け文章を続けます。台本の決まりとして、セリフの最後に句点はつけません。読みやすくなるという理由から、多くのシナリオライターはこの書き方に従います。また、手書きではなくパソコンで脚本を仕上げる場合、原稿用紙ではなく真っ白のコピー用紙に印刷した方が読みやすくなります。ドラマの台本は、読み手が分かりやすいように制作することが大切なのです。



ドラマの台本をつくる3つの構成とは何か



ドラマの台本づくりには3幕構成というのがあり、台本の骨組みとなります。3幕構成は、1幕目に主人公や物語の基本設定を行い、2幕目に問題が起き、3幕目にストーリーが解決されるという流れになります。1幕目から2幕目で、異世界に飛び込み、3幕目で新たなストーリーを始めることで、視聴者を惹きつける効果が望めます。ドラマの台本づくりの基礎となる3幕構成は、アメリカのアニメにも使用されており、アニメから勉強するのもひとつの方法です。3幕構成の時間配分は、1と3項目目は短く2項目目は長くします。

1幕目は、作品に登場する人物の状況や想いを視聴者に伝える役割があります。物語の方向性を最初に提示することで、視聴者はスムーズに話に乗りやすくなるのです。2幕目は、主人公が葛藤し視聴者も一緒に感情移入させる働きをもちます。環境を悪化させる、またはライバルを手強くし、障害を増やすことで主人公を葛藤させます。主人公が悩めば悩むほど、視聴者に切迫感や緊張感が生まれやすくなります。そして3幕目では、葛藤させた主人公を解決に導いてあげることが大切です。ストーリー内の問題が解決されないと、視聴者は消化不良のまま作品を見終わってしまうからです。2幕目でモヤモヤした感情を3幕目で解放してあげることがポイントです。

台本は、ドラマ制作者のために作られる指示書で、読みやすくするために共通ルールがあります。そして、視聴者へ作品のテーマを正しく届ける役割もあるのです。ある程度原本ができれば、業者が印刷に対応してくれます。ドラマだけでなく、学園祭の舞台や劇などでも使えますので、色を変えたりページを変えたりして見やすいオリジナル台本を制作してみてはいかがでしょうか。

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