オンデマンド冊子印刷・台本印刷通販【三交社online】 | オンデマンド冊子印刷・台本印刷通販【三交社online】

上手な台本作成のコツとは

> コラム > 上手な台本作成のコツとは

上手な台本作成のコツとは

シナリオ作成の基本を押さえる


映画、ドラマ、アニメなどは、シナリオに基づいて製作が進められます。シナリオはストーリーだけではなく、舞台の設定やキャラクターの設定など、映像として見る場合に必要とされる要素をすべて書き起こすことを指します。小説との大きな違いとして、シナリオは映像で表現できることしか書けない決まりがあります。小説であれば文章ですから、ワンワンと泣いたと擬態語を含めたり、氷のように冷え切ったなど比喩表現を組み込んだりすることが可能です。しかし、シナリオを作成する場合それらは不可となり、台本には映像で表せる具体的な内容しか書けません。この違いをしっかりと理解しておくことが大切です。
シナリオを作るにあたっては、まず物語を通して伝えたいことを大枠で決めます。テーマとして堅く決めずに、方向性くらいの位置づけでも大丈夫です。次にキャラクターを作ります。ストーリーから作るよりも、先にキャラクターを設定しておいたほうが、思いもよらない展開が生まれやすくなります。それを踏まえてストーリー構成を考えます。起承転結でまとめると、書くべきことが整理されて考えやすいでしょう。
ここまで決めてから、ト書きとセリフを書いて台本を完成させていきます。キャラクター設定がうまくできていれば、自然とイキイキしたセリフが出てくるようになります。

シナリオを書くにあたっての注意点


シナリオを書き台本を制作するにあたっては、手書きよりもパソコンで作成することをおすすめします。作家の中には、感情移入しやすいといった理由で手書きにこだわる人もいますが、パソコンの方が簡単に素早く作業ができるため、効率よく作成できるでしょう。シナリオを作る際には、頻繁に直しを入れて完成度を高めていくことが基本のため、直しを簡単に入れられるパソコンがやはり便利になります。
書式は特に指定がない限り、縦20字横20字の400字詰めのものを用います。400字詰めなら映像にして約1分と計算できます。これにより、例えば2時間の作品を作るのであれば120分ですから、120枚の原稿が必要だと分かります。用紙は指定がなければA4かB5のコピー用紙で大丈夫です。注意したいのは、原稿用紙に印字をしないことです。非常に読みづらくなるため、普通のコピー用紙に印字するようにしましょう。
ストーリーの発想にもコツがあります。起承転結をつけたりセリフに感情を込めたりといった技術的なことよりも、まずは人を絶対に楽しませるという気持ちが一番です。伝えたい感動や驚きを、見る人の心に届かせるという気概です。自分が書きたいものを書けばいいという考えではいけません。シナリオは人を楽しませてこそ価値があります。また、一部の層を想定するのではなく、大衆受けすることを念頭に置くのも大切です。独りよがりにならないような心がけが大事です。
書く場合の出発点は主に3つに分けられます。書きたいテーマから物語を発展させる方法、モチーフから展開していく方法、素材からアイデアを広げていく方法の3つです。自分に適した方法を選ぶのが大切ですが、いずれにしてもテーマをはっきり持っておかないと話が途中でぶれる恐れがあります。何を言いたい作品なのかは明確にしておくようにしましょう。ただ、テーマは先に決めるのが絶対とも言い切れません。テーマは後からついてくるものという考えもあるので、自分に合った方式でテーマを作成しましょう。

台本は印刷会社への発注がおすすめ


シナリオができたら、台本にして演者へ渡します。台本の作成については、印刷会社へ注文をすると綺麗に素早く作ってもらえます。自分でプリントをしてホッチキスで止めるだけでも作ることはできますが、そういった簡易的な紙の集合体よりも、プロがきちんと製本したものを渡したほうが演者の意気込みも違ってくるでしょう。
印刷会社に依頼するメリットは他にもあります。例えば、テキストに罫線を入れたい、誤字脱字をなくすために校正もしてほしい、手書き原稿で入稿したいなど、いろいろな要望を出すことができます。もちろん予算と相談にはなりますが、印刷会社に発注することで安心感が得られます。また、表紙のデザインを数パターンの中から選びたいといった場合でも、予算に応じて引き受けてもらえます。
発注時の手続きも簡単です。印刷会社にもよりますが、台本であれば表紙と本文のデータを送るだけで終わります。前付けや扉に使う紙の種類を選んだり背文字を入れたりすれば、テレビや映画撮影のプロの現場で使われている台本と同じにできるなど、細かいところにもこだわることが可能です。見た目を綺麗に仕上げたい場合は、カバーを付けたりすることができる印刷会社もあります。例えば和紙を使ったカバーであれば、上品な高級感を演出でき、台本の価値をより一層高められるようになるでしょう。予算の許す限り、見た目にも留意して作成することが大切です。

ページトップ