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舞台稽古や練習に使用する台本の作り方について

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舞台稽古や練習に使用する台本の作り方について

台本を作るにあたってのチェックポイント


台本は、劇団に所属している人や声優養成所に通っている人が舞台稽古や練習をする際などに使用されます。台本には、それぞれの演者のセリフや場面ごとの情景などが記載されています。そのため、各演者にとっては、自分のセリフを記憶したり、役作りを行なったりする上で重要なツールと言えます。
また、稽古や練習の時には実用的なアイテムとして活躍しますが、その後は大切な思い出の品として保管する人もいるでしょう。例えば、自宅などに保管しておいた台本を読み返した時に、当時のことを思い出して感慨にふけったり、当時の仲間と集まって台本を囲み、思い出話に花を咲かせたりすることもあるかもしれません。演者にとって、初めて使用した台本などは特別な思い入れのあるものとなるでしょう。そういった記念の品は、所属する劇団などがメジャーになり、自分がブレイクして活躍するようになった時、プレミアがつく可能性もあります。
このように、稽古や練習が終わった後も台本を保管しておく場合には、本の耐久性が問題となります。環境や保管方法によっても異なりますが、素材や製本状態のクオリティが低いものは、長い時間の経過によって劣化や損傷するリスクが高くなります。具体的には、紙の品質が低下してページが破けたり紛失したりといった問題も起こります。それらのリスクを軽減するためには、台本を作るにあたって、素材や製本方法の選定にしっかりと気を配ることが大切です。

現場の人たちが台本を作成する場合について


舞台や養成所などの稽古や練習に使用する台本は、現場の人たちが作成することもできます。例えば、小規模な練習やレッスンであれば、手書きの紙面を用意し、ステープラーで留めて台本として使用することも可能です。こちらの方法を実践すると、経費が安上がりになるというメリットがありますが、実用性や耐久性などの面で問題が発生することも少なくありません。
具体的には、ステープラーやクリップで留める場合、折り重なった部分が見えなくなってしまうので、文字などのレイアウトにも気を配る必要があります。また、クリップを使用すると、気軽に書類を留めることができますが、その反面、簡易的に固定しているだけなので外れやすいという問題も存在します。特に、ボリュームのある書類をクリップで留めると、稽古や練習をしている時にクリップが外れてページが散乱してしまうリスクもあります。そのような状況に陥ると、散らばったページを集めて順番通りに並べ直すのにもそれなりのエネルギーや時間が掛かります。また、素人が作ったものは、素材や製本状態の問題から、長期間の使用や保管に適さないことが多いです。長い時間の経過や度重なる使用によって劣化や損傷した本は、外見的な印象も悪くなるほか、記載されている内容を確認しにくくなるなどの問題も発生します。それらのリスクを軽減し、台本を長期間にわたって安心して使い続けたいと考える場合には、自分たちで作るのではなく、専門の業者に製作してもらうのがおすすめの方法と言えます。

専門業者を利用する場合は製本方式にも気を配ろう


専門の業者に台本の製作を依頼する場合、製本方式の選定にも気を配る必要があります。
中でも、無線綴じと呼ばれるものは比較的シンプルな製本方式で、一般的に広く普及しています。こちらの方式では、背の部分を高温の糊で接着するという方法が採用されています。無線綴じの本に表紙や背表紙をつける場合、本体をくるむようにして製本することとなります。無線綴じという名称は、糸や針金などの線を使用しないことに由来しています。こちらの製本方式は汎用性が高く、サイズやページ数の選択肢が豊富に存在するという魅力もあります。無線綴じで製本する場合、見返しというパーツをつけるとさらに高い強度を得ることができます。見返しは、本の表紙と中身の接合部を補強するために貼られるものです。見返しには、本文のページよりも厚みのある丈夫な紙が使用されます。表紙の内側に本文のトップページ、ラストページと橋渡しする形で見返しをつけることにより、表紙と中身をしっかりと接合することが可能になります。
また、台本などの製本方式には中綴じと呼ばれるものもあります。こちらは週刊誌などに採用されることの多い方式で、表紙と中のページを見開きの状態で重ね、中央部で二つに折りたたんで針金で綴じるものとなります。中綴じは、週刊誌や台本だけではなく取扱説明書やカタログ、パンフレットなどにも広く採用されています。中綴じの場合、製本方式の特性上ページごとのずれが生じるため、ボリュームのある書籍などの製本には適していません。また、中綴じは4ページ単位で製本することとなるので、ページのレイアウトにも配慮する必要があります。
さまざまな製本方式があるので、舞台稽古や練習など自身が利用する製本に適した方式を選択するといいでしょう。

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